僕等がいた 10 (コミック)

高校生活の始まり、それは女の子にとって戀の始まり。高1高橋七美(たかはしななみ)、にとってもそれは同じこと…。ナナと同じクラスの矢野元晴(やのもとはる)。女のコの3分の2は必ず戀に落ちるという彼をどちらかというとキライな彼女は!? 調子だけよく意地惡な同級生·矢野。そんな彼が不意に見せる優しさは、七美を不覺にも(?)戀愛モ-ドにさせてしまったのです。でも、矢野がかつて亡くした戀人が、有里の姉だと知って大ショック!!　閉ざされた矢野の心に七美の聲は屆くの…?そして有里と矢野、二人の微妙な關係は…!? 矢野の本音がわからず、七美の戀はいつも一喜一憂。2人の距離は微妙に近づくものの、不安で胸がいっぱい…。でも、そんな七美に奇迹が起こったのです!文化祭の夜、矢野に｢好き｣と告げられ、キスされた七美。始めは彼の態度に戶惑っていた七美だけど、だんだん矢野の氣持ちが見えてきて…!? 矢野の氣持ちがわかったかと思うとまたすぐわからなくなってしまう七美。戀に惱める女子高生を尻目に、色-と經驗濟みの矢野にはちょっとだけ欲求不滿かも。時-、七美をしめつけるのは見え隱れする矢野の苦しく切ない過去。それでも｢過去に負けない今を作ろう｣と彼にはげまされた七美はついに…!? 矢野の本當の氣持ちを探しながらも、彼の中には亡くなった元彼女·柰-がいることを痛感し、別れを告げた七美。短いけれど樂しい思い出も、忘れられない言葉もすべては過去のものに…。そんな、ひたむきな戀愛をしてきた七美を思う竹內だが、矢野との間にある親友という“壁”を越える時がきて…!? ついに友情より愛情を選び、イイ人卒業を目指す竹內、過ちを認めそれでも七美をあきらめきれない矢野。そして七美の想いは2人の男の間で搖れるのだった。竹內と矢野の決着は文化祭夜の告白タイムに…。氣持ちを少しずつ整理しながらも、自分の本當に好きな人がわからない七美が選ぶのは…!? 幾度となく深く傷ついたけれど、もう一度矢野(やの)を信じることにした七美(ななみ)。一方、なりふりかまわず七美への强い氣持ちを押し通した矢野に竹內(たけうち)は負けるが、彼はそれでも變わらず七美を想うのだった。ぎこちなくても確かな再スタ-トをきった二人を、そっと見守る竹內に、ある日新しい戀が訪れて!? 七美(ななみ)と矢野(やの)。二人の大切な約束の日、矢野は柰-(なな)の妹·有里(ゆり)と一緖にいた。それを知った七美は傷つく。その頃、七美への想いを斷ち切ろうとしていた竹內だったが、傷つく七美を見てついに自分の想いを告白。こじれてしまった七美と矢野の仲に、追い討ちをかけるように矢野の母の離婚問題が……!? はじめは嫌いだった矢野(やの)の、ときおり見せる優しさにひかれ、好きになった七美(ななみ)。何度もあった氣持ちのスレ違いを乘り越え、お互いに想(おも)いを深めていく二人。そんな折、矢野が東京に行くことになり、二人は再會を約束する。---時は流れ、大學卒業を前にした七美のとなりに、矢野の姿はなく……!? 矢野(やの)が消息を絶って4年。七美(ななみ)は今も矢野を待ち、そして想い續けていた。そんな彼女を見守ってきた竹內(たけうち)は、同棲(どうせい)を切りだし、迷った末に七美はその想いを受け入れる。そんな時、竹內が3年前に矢野と會っていたことを告白する。東京に行った矢野に何があったのか、徐-に明らかになっていき…。 上京した矢野(やの)は七美(ななみ)との距離を感じながら、バイトに明け暮れていた。ある日、母親の病氣が判明し、治療費で苦しくなっていく家計に、受驗勉强どころではなくなってしまう。心配させないために、七美には言わずに看病を續ける矢野。そんな矢野に思いを寄せる千見寺(せんげんじ)が手を差し伸べるのだが…。 母が自ら命を絶ち、ほどなく矢野(やの)は消息を絶った。それから數年、出版社で?きながら、七美(ななみ)は矢野を忘れられずにいた。そんな彼女を見守ってきた竹內(たけうち)がついにプロポ-ズを決意。だが、七美の同期で矢野を知る千見寺(せんげんじ)が、仕事を通じて手にした名刺に矢野の名前である「元晴(もとはる)」の文字を見つけて――!? 竹內(たけうち)が七美(ななみ)へのプロポ-ズを決意した矢先、千見寺(せんげんじ)は消息不明だった矢野(やの)と、仕事を通じて再會していた。千見寺から矢野の所在を聞かされた七美だが「會わない」と拒否する。誕生日當日、矢野への想いをかかえたまま、竹內との待ち合わせ場所へと向かう七美。このままプロポ-ズを受けるのか……!?